自動販売機があった

引きこもり田舎ネズミのわたしは、他のgooブログで見かけた映画に興味を持った。
ぜひ、観に行きたい、、、と強く思った。
上映している映画館はここらへんにはなく、都会まで出なければなかった。
スケジュールアプリに、上映スタート日を入力していたら、その日がやって来た。
それで、どの日に行こうかと検討した。
都会の限られた映画館でしか上映されない、マニアックな映画なので、いつ終了するかわからない。
映画館情報を見ても、来週の予定や終了日は未定となっていた。
早く行ったほうが良さげだ。

どの日もそれなりに予定があり、昨日は一つ目の予定の後に、映画を入れた。
待ち時間は、たっぷり2時間。
初めての映画館なので、行き方がわからない。
WEBでeチケットを事前に買っても良かったのだが、一つ目の用事が終わった時に、気分で決めようと、緩やかに放置した。
わざわざ別の日に都会まで出るのもナンだし、思いついた時に行かないと、また流れてしまう傾向がある。
なので、都会に出たついでに、まとめてこなしておこう、と行くことにした。

一つ目の案件の都会は、勝手知ったる場所。
これまで毎月、何度も行っているので目をつぶっても行ける。(行けないが)
ふたつ目の今回の場所が、田舎ネズミにはハードだった。
まず、一つ目より、うんと都会。
まわりは、若いインバウンド客だらけ。
客層的にわたしは完全に浮いている。
年齢的には完全にアウェイ感ハンパない。
落ち着かない。
映画やテレビの歌番組から飛び出したようなダンスグループみたいなビジュアル、イケメンが、颯爽と歩いていた。
あの透明感ある美しさは、お隣の国の美男子だろうと勝手に想像した。
彼にはわたしは見えてるかな?
見えてないだろう。
わたしは見えているけど、一方通行。

それはそれとして。
映画館サイトに紹介されている駅の出口番号を目指してキョロキョロ。
あれ?違う。
こっち?あら、違う。
どうにか番号通りの駅の改札を出ると、出たところ直ぐに、映画館のチケット自動販売機があった。
2秒考え、1秒、後退りし、また2秒考え、ちょっと不審なおばさん(おばあさん)になって、自販機前で躊躇タイム。
1秒後、買おう!と思い、クレジットカードでチケットを買った。
わたしの背後にも、どうしようか相談しているデートカップルや、また、その後には、一歩入って調査中の若い女性もいた。
あまりウロウロするのもどうかと思い、チケットは買ったし、2時間もあるから、とりあえずは先に映画館に行って場所を確認しようと考えた。

改札出口は合っている。
Googleマップを開くと、目的地は近い。
地下には目の前に大きな空間が広がり、ざーっと行ったりしたが、どうもよくわからない。
施設図があったが、目的の映画館フロアはない。
ラチがあかないので、地上に出る。
小雨の中、信号待ちをしていると突風。
傘がブァンとびっくり返る。
次女に、誕生日プレゼントでもらった大事な傘、壊れては困る。
閉めよう思うが風でなかなか閉まらない。
風と傘で奮闘していたら、そのうち、髪が、だら〜んと落ちてきた。
わたしの定番ヘアスタイルは、アップにしているのだが、アップの一部が解れ、離脱してきた。
うらめしや〜、幽霊、小岩さんじゃないのだから、アップが、部分的に、だら〜んは、超いただけない。


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